育児がちょっと分からなくなってきた。
「わー!文字を打たないと今にもおかしくなりそう!」という症状が1年に3回くらい起きるのですが、まさに今そうなったので慌ててブログを引っ張りだしました。
あけましておめでとうございます。
タイトル悩んだんだけど、吐き出さないと夜の闇に叫びながら走り出しそうな勢いだから書かせて…きっとこのブログも長くは続かないさ。
なんでよく分からなくなったのか、とりあえず考えられる4つを取り上げて書いてみた。
【1】「今が一番大変」は毎日更新していく
新生児のときは電波式体内時計でもあるのか?というレベルで3時間おきに起きるし、
慣れないオムツ替え…授乳…寝かしつけ…そして身の回りの事…
「3ヶ月くらいしたら寝るらしいね〜頑張るか〜今が一番大変かも」
3ヶ月すぎ。寝てはくれるけど寝返りを打ちたくてもがく息子。
授乳間隔はあくどころかずっと授乳している気分。
「おっかしいな〜?なかなか外出できないぞ?今が一番煮詰まるかも」
6ヶ月。元々外に出たがりの私は子どもとの生活に煮詰まりだす。
この頃から子育てサークルや支援センターに通い始める。
が、息子の人見知り発生にてほぼ泣かれる事態に。
「人見知りの時期に頑張れば、人見知りじゃなくなるかも!とにかく頑張ろ」
11ヶ月。人見知りを解決したと思いきや今度はフリーダム赤ちゃんへ。
ハイハイし色んな物をひっくり返し舐め壊し…ベビーフェンス必須アイテム。
「こんなに追いかけるの大変なの!?真冬なのに汗だくだよ〜」
1歳すぎ。自我の目覚めと共に歩行開始。フリーダム加熱。
当たり前だけど日本語つうじないので、抱っこして制止するしかなく…
「こ、こんなに大変だとは…歩く姿は可愛いけど落ち着いてよ…」
1歳6ヶ月。離乳食から幼児食へ。
楽になるよ〜と聞いていたのに、味付けの関係と形状のことで頭がいっぱい。
離乳食みたいに大量ストックできたらいいのに…と天を仰ぐ。
「これが一生続くのか…」
2歳。1歳と比べ物にならないくらい知恵がつく。
あとで○○あげるよ!は通じなくなる。イヤイヤ期。
何より体力も体重もあるから付き合うのが大変である…
「だめだ、今が一番しんどい」
おわかりいただけるだろうか?
基本的にずっとつらい。私は子ども好きだと思っていたのにも関わらずこのざまである。
『子どもが可愛い=無責任に可愛がれるから好き』だったのね私…と一つ自分のことが分かった。
以降『子ども好きなんですぅ』という人については警戒心を抱くようになりました。
(ほんとすみません)
【2】自分の時間がなくなる
週3ほど仕事をしていて保育園に預けているし、かつ実家暮らしなものだから呑気なもんだろう…と思われがちなんですけど、意外とそうでもないです。
母はずっと専業主婦で私たち兄弟を育てていて、仕事をしたかった人なので「子どもと離れて仕事してるのに、それでも自分の時間ほしいの?たりないの?」と聞かれた時は何も言えなくなってしまいました。
いや、ほら、何だろう?子どもと離れることによって自分の時間を確保出来るし、一人でいられるし、子育て以外にも自分の居場所がある(名前がある)ことって素晴らしいことだし、周りの協力があってこそだとは思っている。
でもね。なんだろう。仕事のときは仕事のことを考えているし、それなりに仕事のストレスもあるわけです。自分に割と向いているな(ストレスにならない)と思う仕事ではあるけれど、それでも思う事も考える事もあるのです。
自分の時間って「何もかも忘れて、手ぶらで目の前のことに打ち込める時間」だと思っていたから、「仕事して自分の時間あるじゃん?」っていわれたときに根本的な考えの違いがあるのだな…とようやく理解できました。
母になると、子育てが本業になり、社会で仕事をするのは副業なんですよね。
かといって…手放しに遊びに行っても良いよ!とか、仕事してもいいよ!と言われても、子どものことが脳内にちらつくわけです。
心置きなく子どもを預けられたのって、出産して入院してたとき看護師さんに預けてた時だけだな…なんて考えてしまいます。
子どもは身体の一部、的を得た日本語ですね。
「自分の時間」をとる難しさを痛感している今日この頃です。
【3】好きなものを好きということが難しくなる
昔から周りに染まりやすいので、好きなものがたくさんあります。
アニメも漫画も音楽もアイドルも舞台もテーマパークも好きです。
あと歩くことも待つことも好きですし、文字を書くことも好き。
好きなものを挙げるとキリがないくらいなんですけど、それを自信を持って「好き」といえなくなりました。これ、結構つらいです。
単純に好きなものに時間をかけられなくなったこと、現地にいけなくなったこと、情報を追えなくなったことが原因かな?
1日育児休暇をいただいて坂本真綾さんのカウントダウンライブに行って来たのですが、「あれ?こんなに好きだと思っていたのにわからなかったんだ」ってことがたくさんあって驚いたのと申し訳なくなってしまいました。
【4】育て方がわからない
私は女の子がほしくて、ずっと女の子の名前を考えて、女の子の洋服を見て、妊娠中期に「こりゃあ男の子だねえ」と言われてからも出産するまで信じなかったレベルで女の子を育てる気満々だったわけで…
息子はとってもかわいいです。でも自分は最初女の子を産むイメージが強すぎてどうしようって悩んだこともありました。
ただ男の子を育てていて分かったことがあって、「男の子だしな〜」と色んなことを押し付けようとは思わないってこと。だって「男の子」という生物がさっぱり分からないから。
私みたいに女の子へのハードルが高いと「なんでできないの?」「女の子なんだから…」「私だったら…」と窮屈に育ててただろうなと思うのです。
だから私が男の子を授かったのも、神様がよく見てくれていたのだなと思います。
最近よんだ本に「男の子には1つのスイッチしかありません」「男の子はキャラクターになりきります。どんなに声をかけてもなりきっている間は無理です。諦めましょう。」みたいに書いてあってホッとした。
過剰表現だとは思うけど、私みたいに悩んでいるお母さんには安心させてくれるホットミルクみたいな本でした。
…と、長々と打ってみました。ちょっとすっきりしました。